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ブラック企業の見分け方【現役アドバイザーが徹底解説します】

<こんな人に読んでほしい>
・転職を考えているけど、ブラック企業が怖くて求人を選べない方
・自分の働いている会社って、もしかしてブラック!?と感じる方

みなさんこんにちは、ほーすーです。

私は人材業界にて転職相談をしており、これまで700名以上の方の転職相談をしています。

日々の相談内容の中で多い質問は「ブラック企業の見分け方が分からない」というものです。

そうですよね・・・

昨今の悲しいニュースや過酷な環境で働く友人の話を聞き、転職したいけどブラック企業だったらどうしよう・・・と不安になっている方も多いかと思います。

そこで今回はブラック企業の見分け方や、こういう特徴がある会社は危ないよ!という危険信号が出ている企業の特徴についてお伝えします。

そもそもブラック企業ってどんなところ?

「ブラック企業」っていう言葉はよく聞くけど、そもそも何をもってブラックというのでしょうか?

そこで厚生労働省のHPで調べてみました!
厚生労働省HP:ブラック企業ってどんなところ?

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行うなどと言われています。

確かにそうだ・・・みなさんも思い当たる節はあるでしょうか?

私が以前に勤めていた職場も①1案件5万円~10万円程度の収益に対して1500万円の目標を課されていましたし、売れないと夜中に電話がかかってきて翌朝までに3か月分、全営業日のセールスレポートを作成してこい!と言われました・・・

口の利き方を間違えると蹴られたこともありますので、これは立派なブラック認定ですね◎

また、厚生労働省HPでは下記のようにも記載しています。

このような企業に就職してしまった場合の対応としては、 第一義的には会社に対して問題点の改善を求めていくことが考えられます。しかしながら、新入社員が単独で会社に問題点の改善を求めて交渉等をするのは現実的には非常に難しいと考えられます。したがって、問題点に応じて、外部の関係機関や労働組合に相談することも有効な手段と考えられます。

本当にその通りです!!!

私は実際に身をもって過酷な労働環境を経験し、そのうえで転職支援をしている人間なので痛いほどよくわかります。転職エージェントでも労組への相談でもいいんです。とにかく外部に助けを求めましょう。

ブラックな相談内容と業界について

よくある相談内容は以下です。

ブラックこわい。

1つずつ解説していきますね。

労働時間が長いんです・・・

労働時間が12時間以上や月の残業時間が80~100時間などで体力的にしんどい。。という相談。

今は良くてもずっと長く続けることが難しかったり、家族や周囲との時間を大切に出来ないのはつらいですよね。。

月80時間以上は過労死ライン!(厚生労働省の定め)本当に危険ですし、人によっては60・70時間でも心身に支障をきたすことは十分に考えられます。絶対に無理しないように。

<参考>労働時間が長くなりがちな業界
※他にも多々ありますが、特によくご相談に来られる業界を抜粋

残業代が出ないんです(怒)

これもよく聞きますね。みなし残業なので・・・などよく聞きますが、教員など特殊な働き方でない限り、みなし残業時間の超過分は追加で残業代を支給する必要があります。

一族経営の企業やベンチャー企業などに多い印象ですね。

休日や有休が取れないです!有り得なくないですか!?

これ、以外にも事務職が多かったりします。

業務課を3人で回していて、1人休んだり産休に入ったりすると私と先輩の2人に・・・
そしたら残業も急に増えたし休みも取れなくなっちゃったんです。。というお話。

もっと酷いのは、上司や社長に「うちの会社は有休制度ないから」と言われました。
というパターン。こんなの続けられないですよね。

有休消化も義務化されていますよ!!

従業員の入れ替わりが激しいんです。

劣悪な労働環境(現場作業などが多いです)では入れ替わりが激しい可能性があります。

そうなってくると、新人が入ってもどうせまた辞めるから丁寧に仕事を教えても無駄。という状態になってしまいます。

教育体制離職率、そして何より離職理由をしっかりと確認するようにしましょう!

謎の掟・文化

これもたまにありますね。

【実際にあった謎文化】
・新人は先に出勤して支店の外で待ち、上司の出勤時に扉を開けて出迎える
・社長が家庭菜園で野菜を作って持ってくるため、従業員が必ず買い取らなければならない
・毎晩、終業後に上司が飲む店を日中に予約しなくてはいけない(私)
・飲み会は1回も席に座らずひたすらお酌で朝5時まで(私)

これはもうさっさとやめたほうがいいですね(笑)

上司や社長の意見が絶対

体育会系の業界に多いですが、多くの場合は恐怖政治で従業員が委縮してしまいます。

<例>
金融・証券業界
住宅・不動産業界
旅行業界
家族経営企業(ワンマン社長)

上記の業界で活躍されている方も大勢いらっしゃいますが、風土が合わないと最悪の場合、体調を崩してしまうことも・・・

パワハラやセクハラ

これは上記と限りなく近いですね。

厳しくなったとはいえ、パワハラ・セクハラの相談は多いです。

とはいえ、ご自身のプライバシーのことを考えると、転職時にどこまで話すか・・・は考えないといけませんね。この辺りはキャリアアドバイザー等、プロの方に相談すべきでしょう。

求人票からブラック企業を見分ける方法

結論から申し上げますと・・・

求人票から見分けることは難しい、そして非常に危険です!!

というのも、できれば転職は繰り返したくない!次で最後にしたい!と考えている、一生付き合う企業を求人票という紙1枚で判断するのはあまりに軽率です。

失敗しないためにも、必ず複数社の面接で話を聞いて、企業見学もしっかり行って判断しましょう!

とはいえ、求人票からわかることもあります、下記に特徴をまとめています。
参考程度にご覧ください。

給与が異常に低い・異常に高い

これは意外な落とし穴ですが、給与が高すぎる企業も要注意です。

逆に安い会社でもホワイトことがあります。

結局のところ、見てほしいのは仕事内容に対して給与が見合っているかどうか。です。

月給50万、100万などの企業はインセンティブやフルコミッションなど成果報酬で高月給を狙えないこともない。というニュアンスで書いてあることもありますし、残業代で月に10万などが上乗せされるパターンもあります。

どんな仕事か良く分からない表記をされている求人

例えば、「カスタマーサポート」って書いてあるとなんだかお客様に寄り添っている感じがして素敵な響きですが、カスタマー(顧客)の対応、すなわち「クレーム対応」だったりするわけです

<例>
・クレーム対応:カスタマーサポート、ユーザーフォロー職、ヘルプデスク
・飛び込み営業:開拓営業、ソリューション営業、プランナー
・施工管理(現場監督):現場プロデューサー、建築エンジニア

【ポイント】人によって定義は違う

いろいろと語りましたが、自分が働きやすい環境ならいいんです!

よく「求人票に”やりがい”と書いてあるとブラックだ~!」なんて話ありますけど

私はやりがい・モチベーションが100%の人間です。

残業時間が80時間であろうが100時間であろうがやりがいがあればイキイキはたらくことはできますが残業がなくても職場の人間関係が劣悪であれば続けることはできません。

自分がどんなタイプで何を大事にしたいかをしっかりと明確にして長く働ける環境に身を置いてほしいと思います。

そして、自分はどんなタイプの人間なのか。何を大切にしたいのか。などが分からない場合にはハローワークや転職エージェントのアドバイザーに無料で相談することが出来ます。

相談したとしても必ず転職活動をしなければいけないわけではありませんので、気軽に相談するといいでしょう。

近々、オススメの転職サイトやエージェントの使い方について解説しようと思います!

それでは本日はこの辺で。